読解練習:ともだちの気もちを大切にするには【Lv.3|小5〜小6目安】
しゅんは、友だちのゆうととサッカーをして遊ぶのが好きです。ある日、しゅんは他のクラスの子たちにさそわれて、いつものようにゆうとと遊ばずにその子たちとバスケをしました。
次の日、ゆうとはちょっと元気がなさそうにしていました。しゅんが「どうしたの?」と聞くと、「べつに」と言ったけれど、顔はさみしそうでした。
家に帰ってから、しゅんは「きのうのこと、ゆうとはさみしかったのかもしれない」と思い、つぎの日に「きのうバスケしてごめんね。今日はサッカーしよう」と声をかけました。
ゆうとはうれしそうにうなずいて、ふたりはまたいっしょに遊びました。
◆ 問題
- しゅんは、なにをしたことで、ゆうとがさみしくなったと考えましたか?
- しゅんは、そのあとどうしましたか?
- あなたが友だちの気もちに気づいて、うれしかったことや反省したことがあれば、1つ書きましょう。
◆ 指導のヒント
- 行動→相手の気持ち→気づき→修復という流れを読み取らせる。
- 「表情」や「言葉」から気持ちをくみとる力を育てる。
- 対人関係における思いやりの具体例として活用する。