読解練習:やくそくをまもるってどういうこと?【Lv.2|小4〜小5目安】
ある日、みきは友だちのはるとと「いっしょに帰ろうね」とやくそくをしました。でも、放課後に校庭で遊んでいたら、べつの友だちに「かくれんぼしようよ」とさそわれました。みきは楽しそうで、つい「いいよ」と言ってしまいました。
かくれんぼが終わってから、みきは校門の前ではるとがひとりで待っているのを見つけました。「ごめんね、やくそくをわすれてた」と言うと、はるとはさみしそうに「ううん、いいよ」とこたえました。
その日の夜、みきはお母さんに「やくそくをやぶったら、友だちをかなしい気もちにさせちゃうんだね」と話しました。そして「こんどからは、やくそくをまもるように気をつける」と決めました。
◆ 問題
- みきは、なにをやくそくしましたか?
- やくそくをやぶったことで、どんなことが起こりましたか?
- あなたがやくそくをまもってうれしかったこと、やぶってしまってかなしかったことがあれば、1つ書きましょう。
◆ 指導のヒント
- 物語の流れ(やくそく→わすれる→後悔→気づき)に注目させる。
- 行動が人の気持ちにどう影響するかを考えさせる。
- 自分の経験と重ねて、やくそくの大切さを実感させる。