読解練習:自分とちがう考えを聞いたとき【Lv.4|小6〜中1目安】
クラスで「将来なりたい職業」について話し合ったとき、ゆうとは「自分の店をもちたい」と言いました。でも、かいとは「お金のこととか大変そう」と言いました。
ゆうとは少しびっくりしましたが、「そういう考えもあるんだな」と思いました。かいとも、「自分でお店をするのはかっこいいよね」と後で言いました。
ふたりはちがう考えを持っていたけれど、おたがいの話を聞くことで、あたらしい見方に気づくことができました。
ゆうとは、「ちがう意見を聞くのって大事だな」と思いました。
◆ 問題
- ゆうとは、どんな将来の夢を話しましたか?
- かいとは、その夢についてどう言いましたか?
- あなたが、だれかとちがう考えを聞いて考えが変わったことがあれば書いてみましょう。
◆ 指導のヒント
- 意見のちがい=対立ではなく、学びのきっかけとする視点を持たせる。
- 「自分の意見」+「他人の意見」=広がる視野、という経験を読解から得る。
- 話し合いや議論の入り口として、他者理解の重要性を伝える教材に。