読解練習:ひとりでやってみた!【Lv.2|小3〜小4目安】
ゆうとは、これまでいつもお母さんといっしょにスーパーへ行っていた。でもある日、「今日はぼくがひとりで牛乳を買いに行く!」と決めた。
はじめてのおつかいに、ちょっとドキドキしたけれど、お金をにぎってお店へ出かけた。
スーパーでは、どこに牛乳があるのかわからず、店の人に「ぎゅうにゅうはどこですか?」ときんちょうしながら聞いた。
牛乳を見つけてレジに行き、おつりとレシートをしっかりもらって帰ったとき、ゆうとはすこし大人になった気がした。
「ひとりでできた!」その気持ちは、とてもうれしかった。
◆ 問題
- ゆうとは、どんなことにチャレンジしましたか?
- はじめてのおつかいで、どんな気持ちになりましたか?
- お店でわからなかったとき、ゆうとはどうしましたか?
- このお話を、50〜70字でまとめてみましょう。
- あなたが「はじめてひとりでできたこと」は何ですか? そのときの気持ちも書いてみましょう。
◆ 指導のヒント
- 「できた!」という実感から、自己肯定感を育てるきっかけに。
- 不安やドキドキがある中での挑戦の価値に気づかせる。
- 子ども自身の成功体験と重ねて書くことで、表現力と自己理解を促す。